酒米は蒸してから仕込みに使います。
蒸されてからあとは、発酵用、麹用、
酒母用と用途別に使用されます。



麹米とは蒸したお米に麹菌を植え付けたもので、アルコール精製のカギを握る重要な中間原料です。
蔵元は麹菌が最も活動しやすい温度環境を作れる専用の作業場を用意してあります。
室内はサウナ風呂のような状態にして麹米を作ります。




蔵の中には大小様々なタンクが所狭しと並んでいてさながら巨大な理科の実験室のような雰囲気があります。
写真のタンクは蔵の中でも比較的小さいサイズのタンクで、主に酒母を製造します。
(酒母とは、酒の中間原料で発酵用の酵母が大量に含まれているヨーグルト状のもの)



アルコール発酵は、数段回に分けて蒸し米を仕込みタンクに仕込む事が多く、
まめな発酵具合の監視も必要なため写真のようにタンク上部での作業が効率よくできるように足場が組んであります
白く見えるのがタンクの口です。
本当の床は足場から数メートル下にあります。



仕込みタンク内のアルコール発酵にムラが出ないように、かき混ぜる棒です。

タンクの底まで届くように長さは3mぐらいあります。



搾られた酒は、熟成のため貯蔵されます
瓶に詰められた状態ではなく、大型の
タンクに原酒のまま出荷の時を待ちます。




主に普通酒などの貯蔵に使われます。
まさに、天然の冷蔵庫。




さて、商品の出荷です。
大型トラックで運ぶほどの量ではないですが冬も、夏もせっせと出荷作業してます。

・・・雪の中ご苦労様です。




長野県小県郡丸子町長瀬2999-1



トップページへ戻る